愛知県、名古屋、尾張の「ひきこもりから在宅ワーカーへ」アウトリーチの林です

おしごと相談会には、ご家族の方も相談にいらっしゃいます
その中のエピソードを・・・

10代半ばの不登校中の息子さんを40代のお母さん
理由あって、息子さんが小さな頃に離婚をしました
今はお母さんが生計を立てている状況です

息子さんは、今もお母さんが声をかけると
比較的素直に外出もするし、お母さんの勧めでカウンセリングも受けているそうです

でも、相変わらず息子さんの状況は変わらないということで相談に来られました

家庭での状況などをお聞きしている時に
何度も出てきたのが
「離婚の理由を話していない」といセリフでした

そこで、感じたのが
家族ってなんでしょう?
家族の一員として 感じられるのは どういう関係でしょうか

今の息子さんは 家族の一員???

お客さま扱いになってないかな・・・

ということ

じゃあ、どうしたら家族の一員となるのかな

息子さんを信頼していることを伝えることかも

と、考えて
「離婚の理由を話してみませんか」
と伝えました
その理由は、家族だから、お母さんのことを息子さんは一番大切に思っているから
だから、問題を共有すること
疲れている時は、家事を頼むこと(実際にやるかどうかは別問題で)

どんな家族を目指すのか・・・
どんな思いをそれぞれ抱えているのか・・・
それが 話せないのは家族かな???

お母さんにそう提案をしました

息子さんに腹を割って話してほしいなら
まずお母さんが腹を割ること
腹を割らない人に 腹を割って見せることはできないですよね~

これ、私の失敗から得たことなんです

私もね 話していませんでした
なんで話さなきゃいけないのかな?って最初は思っていました
でも
話していないことを話そうと心に決めて、接したら
息子も話すようになりました

お母さんだから、親だからできること

やれてないことに取り組む姿勢を見せること
できないことをやるために葛藤をこえていくその姿勢
できなくてもいい、うまくやれなくてもいい
それを親が見せることかな~

失敗もある
成功しないかもしれないけどチャレンジする
その姿勢を親が見せることなんでしょうね
私自身もね

今後の「おしごと相談会」
8月7日(火)17:30~19:30 岡崎市 スターバックスコーヒー岡崎竜美店
8月18日(金)17:00~20:00 一宮市市民活動支援センター内

なんでもアウトリーチ
8月11日(土)10:00~12:00 一宮市 カフェスプンティーノ

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