ひきこもりサポートゲーム“あすイチ”
現在、日本には150万人以上いるといわれています。
この問題をどうやったら解決できるのか?私たちは考え続けました。
ひきこもりの親御さんたちは、日々に疲れ切っている。
あきらめの気持ちと、誰か助けてくれないかと微かな期待の気持ち・・・
高齢の親と50代のひきこもる子。
そこには貧困、健康問題、孤立、共倒れなど様々な問題が潜むため
ご家族はもちろん、私たちだけでは解決できない。
多くの人の支援が必要だ!
専門家だけでなく、地域の人も、他のジャンルの支援者も、ひきこもりを抱える家族を取り巻く多くの人たちの関わりを得ることだ。
そこで、ご家族はもちろん、誰でもできるひきこもりへの支援がわかるツールとして、
このボードゲームを企画しました。
◆試作品制作に至るまで
そもそもこのゲームは、ゲームを作ろうと思って企画したわけではありません。
高齢者の親がひきこもりの子を残して逝く、その不安を解消したいと当初はエンディングノートを企画していました。
けれど、エンディングノートを調べていくにつれて、当事者の親が取り組むことの難しさを感じました。
楽しく、難しくなく、自分を責められていると感じないで取り組めるには、どうしたらいいのか・・・
そこで、ゲーム形式にチャレンジしました。
もちろん、ボードゲームを制作するのは初めてです。ルール作り、デザイン、すべてスタッフと模索しながら、1年かけて試作品を作り上げました。
◆ひきこもりサポートゲーム“あすイチ”の特徴
スタートからゴールまでを3年間に見立て、その中で取り組むことをマス目に掲載している。
1年目:支援機関や福祉サービスなどとつながる
2年目:地域コミュニティとつながる
3年目:生活スキルを身につける
*各マス目に記載している内容は、当NPOが実際に当事者やその家族から見聞きしたことや、
改善につながったアプローチ方法などを記載している。
*マス目の内容が改善に効果的なものは、ポイントも多く付与される。
*マス目の中には、プレイヤー同士で挨拶をしたり、ストレッチをするなど、
プレイヤー同士のコミュニケーションを図る内容も取り入れている。
*ゲーム終了後に獲得ポイントや獲得金額などを記載するシートには、
ひきこもりチェック項目を掲載し、「楽しかった」だけでは終わらない設計をしている。
*8050問題の解決のためのゲームのため、高齢者でも楽しめるものである。
ゲームの名前である「あすイチ」は“明日への一歩をゲームから始める”というメッセージを込めています。
◆体験した人の声
実際に高齢者の方や、小中学生のお子さんとお母さん、税理士、社会保険労務士の方、
もちろんひきこもっていた経験のある人にもこのゲームのデモ体験をしてもらいました。
中学2年生:
とってもおもしろくて、興味深くて、役に立つゲームでした。
友達ともやってみたいです。お金の勉強にもなった!
小学1年生:
すごく楽しかったです。いろんなマスで止まっても楽しかったです。
高齢者のみなさん:
助け合わないかんわ(助け合わなきゃダメだね)
楽しかった!
うちは、お金はないけどポイントがあるで助かった。
税理士、社労士のみなさん:
マス目の意味を教えてもらって、ひきこもりの支援がわかった。
このゲーム、いろいろ使えそう。
ひきこもり経験者:
(マス目に)書いてあることが、「あるある」で親に知ってもらいたいと思った。
クラウドファンディング支援者のみなさま
【個人の支援者様】
都築麻尋 ・ 上口美弥子 ・ かゆかわやよい ・ 森崎のりまさ ・ 加藤義樹
トモチソ ・ 野田耕平 ・ 桶田忠幸 ・ シバヤマカナコ ・ 新井寛規
イナバタカヒコ ・ 中尾さゆり ・ 髙橋 慧 ・ 髙橋 恵生 ・ くま
生田サリー ・ イクミ ・ 多和田 博 ・ 水嶋舞子 ・ 浅見 ゆかり
大神菜保子 ・ べじこ
【法人・団体・事業者の支援者様】
株式会社MTヘルスケアデザイン研究所
アトリエグラフィア
宇佐見会計事務所
有限会社アップフィールド
不登校・ひきこもり相談室ヒューマン・スタジオ
一般社団法人ソダテル・メソッド
名古屋オルガンの秋・風琴舎 吉田文
株式会社オノマトペ
よねづ税理士事務所
株式会社eight
レガーレカフェ栄
c-fortune
ぴーするーむ sala サラ
◆体験会のお知らせ
ひきこもりサポートゲーム“あすイチ”の体験会を下記日時で開催します。
ひきこもりの子を持つ親御さん対象
ひきこもりサポートゲーム“あすイチ”体験&座談会
日時:9月29日・10月27日・11月24日・12月22日・1月26日・2月23日・3月23日
いずれも日曜日 10:00~12:30
会場:名古屋市中区栄 ※お申込の方にご案内します。
参加費:2,000円(当日、現金でお支払いください)
お申込はLINEでお願いします。
LINEはこちら
ひきこもり支援者さん対象
ひきこもりサポートゲーム“あすイチ”体験&解説会
日時:9月1日(日)10:00~12:30
会場:名古屋市中区栄 ※お申込の方にご案内します。
参加費:2,000円(当日、現金でお支払いください)
お申込はメールでお願いします。
メールアドレスはこちら
office@outreach-npo.org
「生きててよかった」と思える時を創り出す
アウトリーチの願い
生きてる意味がわからない…
なんのために生きるのか…
そんな声が届けられます。
私自身もそう思っていた時がありました。
その思いを抱えたまま、日々をやり過ごしていました。
本当に心を許せる人に出会い、
人の役に立つ機会を得られて、
やっと、こう思えました。
「生きててよかった」
今、そう思えないとしても
いつか必ず、そう思える時はやってきます。
それは、一瞬かもしれません。
でも、その一瞬はあなたのこれからの支えになります。
どんな困難や絶望の淵にあっても、
その一瞬の思いがあなたの一生を支えます。
その時を創り出す機会をアウトリーチは
サポートしていきます。
孤立、長期無職の人の社会復帰
社会から孤立している人、長期間就労していない人の社会復帰は
難しいとされている。
日本に110万人以上いると言われている「ひきこもり」は、
減少傾向にはなく、増加傾向、高年齢化の傾向にある。
これまでも多くの機関や団体によってひきこもりの支援は
なされてきたが、それでも解決を見ない。
けれど、私たちアウトリーチのサポートを受けた人たちの
多くは社会復帰のステップを踏み出している。
ただ単に就職することをゴールとするのではなく、
自立を促進して、その人自身が自分らしく生きられるように、
と願って活動をしている。
孤立・長期無職の人の現状
スマホ向けLPの制作 始めました
就職が難しい人への在宅ワークとして、
新たにLPランディングページ(lit.link)の制作を始めました。
lit.linlの魅力は
《オンラインやSNSで名刺代わりに活用できる》
《SNSのアカウントをホームページのようにまとめられる》
そのlit.linkに使用する画像の制作を在宅ワークとして
彼らが行います。
参考:制作事例も掲載した当NPOのlit.link
私たちはカウンセリングも楽しい居場所も提供しないけれど、彼らが一番望んでいる
「仕事」を「今のままでもできる」在宅ワークとして、
コーディネイトすることで、これまでに2年間で60人以上の人が一歩を踏み出しています。この結果は、協力してくれる企業と丁寧に仕事をしてくれる「在宅ワーカー」の
彼らによって生み出されています。
そして、みなさんのご寄付が、社会復帰をさらに進めていくこととなります。
代表理事 林 日奈
アウトリーチの活動
アウトリーチでは就職困難な人の社会復帰を進めるため、
次の活動を行います。
《就職したい人 対象》
【在宅ワークの提供】
就労トレーニングを兼ねて、在宅でできる作業を請け負っていただきます。
パソコンでの軽作業がメインです。
【会社見学】
実際に現場を見ることで、職場の様子や仕事の様子がわかります。
不定期に開催しています。
【就労相談】
就職に関する相談を受け付けています。
オンラインがメインです。
愛知県名古屋市、一宮市及び近隣であれば、
直接お会いすることも可能です。
利用料金・・・無料(一部、交通費など実費ご負担ください)
《ご家族対象》
「手出し口出しをしない」「自分が変わる」
この2つがアウトリーチが提唱する家族の方へのアドバイスです。
これを実践していただくために以下のプログラムを実施しています。
【各種講座】
接し方や心構えなどの講座を開催しております。
イベント情報などでご確認ください。
【サポートライン】
日々の不安や疑問などを
認定社会復帰サポーターがお聞きして
ご家族のサポートをします。
《支援者、支援者養成》
【社会復帰サポーター養成講座】
ご家族のサポートを行う支援者の養成講座です。
座学3日間と実技を行います。
認定社会復帰サポーター
ご家族の支援をする社会復帰サポーター(アウトリーチ認定)
認定社会復帰サポーター
福井 俊之(ふくい としゆき)
ずっと心に抱えていた「家族の課題」を解決するために、
学びをスタートしました。私自身が学び続けながら、
経験を基に、ご家族のサポートをしていきます。
《得意ジャンル》
ひきこもり、親子関係
《ご家族へのメッセージ》
家族間の会話や、接し方など、悩まれていることはありませんか?
あなたのお話を、丁寧に聴かせていただきます。
認定社会復帰サポーター
さとう ゆか
お役に立てるよう一生懸命頑張ります。
《得意ジャンル》
発達障害、鬱、就職氷河期
《ご家族へのメッセージ》
お話、聞かせてください!
サポートライン
ひきこもる人を抱えるご家族向けの
伴走支援を開設しました。
どんな言葉をかければいいのか?
どんな接し方をすればいいのか?
なぜ、こうなのか?どうすれば、息子さん、お嬢さんが仕事に行くようになるのか?
など、知りたいこと、聞きたいこと、日々の不安などを
直接聞いて、ここで解決していきましょう。
どこに相談しても、なにも変わらなかったという方が
アウトリーチで変化をしています。
本気で取り組みたいご家族の方は
ぜひご利用ください
◉完全予約制・1回30分
◉料金
初回無料
2回目以降 代表理事 5,000円/30分 超過料金 2,500円/15分
2回目以降 認定社会復帰サポーター 2,000円/45分 超過料金1,000円/15分
◉利用方法 LINE通話・電話・Zoomなど(お申込の方にご案内します)
◉お申込 下記URLよりお申込ください。
https://forms.gle/JdhUtvpEN6rSZQJQ7
お願い 在宅ワークが不足
在宅ワークをやりたいという全国からのお問い合わせが増えており
在宅でできる仕事が足りません
手書きアンケートの集計、PDFのテキスト化、ニュースレターの制作など、
社会復帰のためには、仕事が必要です
ご協力をお願いします。
メディア掲載実績
日経新聞 2019年1月21日
中日新聞 2019年2月24日「家族のための勉強会」
時局 2019年5月号
讀賣新聞 2019年6月12日
人事の図書館 2020年10月26日
愛知県知事賞 受賞
輝く女性 ソーシャルビジネスコンテストあいち2018にて、
私たちアウトリーチは最上位の愛知県知事賞を受賞いたしました。
当日は愛知県知事大村様より表彰状を授与いたしました。
「在宅ワークから始めよう 社会復帰のステップ」
日頃の私たちの活動と、これからの計画を評価していただきました
これによって、多くの方に社会復帰の機会が生まれると期待しております
みなさま、これからもよろしくお願いいたします
2018年10月9日
NPO法人社会復帰支援アウトリーチ 代表理事 林 日奈
TEDxAnjo2018
利用方法
在宅ワークを始めたい方は
LINE、MAIL、お電話でお申込みください
お問合せフォーム
TEL 080-3666-6139
MAIL office@outreach-npo.org
LINE ご本人様は→ 在宅ワークLINE登録
LINE ご家族は→ ご家族の問合せ
在宅ワークを始めたい、社会復帰したい方の利用料は無料です
※カウンセリングや当事者会などはやっておりません
お申込み・お問合せ
在宅ワークを始めたい、就職したい方は下の登録フォームボタンをクリック(タップ)して
登録してください
↓
アウトリーチ登録フォーム
LINEで在宅ワークや会社見学の情報を配信しています。
↓
ご家族の方はこちらから
↓
※ご家族の方へ、アウトリーチではご家族が実践していただきたいアドバイスを提供しています。
ご本人の要望がない場合は、在宅ワークは提供いたしません。
支援機関、支援者の方へ
◆アウトリーチへ利用者(相談者)を紹介したい場合→できるかぎり、同行して来所をお願いいたします。
利用者の精神的負担を軽減していただくようご協力願います。
オフィスを不在にする場合がありますので、必ずご予約ください。
◆その他のご依頼については、こちらを参照してください
◆視察希望の方へ
本来の業務に影響が出ているため、2019年4月より 有料にて承ります
※お申込み時ではなく、視察日が2019年4月1日以降のものに適用いたします。
120分コース
*当NPOの活動の概要
*動画
*質疑応答
*ハンドブック(進呈)
お1人 3,000円
視察申し込みフォーム
お知らせ
- 2024年10月2日 サポートライン 10月のサポートライン
- 2024年9月18日 サポートライン 9月のサポートライン
- 2024年9月4日 秋の講座のお知らせ
- 2024年8月7日 サポートライン 8月のサポートライン
- 2024年6月5日 サポートライン 7月のサポートライン
ブログ
変化は当たり前の中にある
2024年9月24日 アウトリーチ
継続してアウトリーチのノウハウに取り組んでくださるご家族のお話を聞いていると改善している状態に気がついていないことがよくあります。「そんなことない」と思うかもしれませんが、当たり前のことができるようになることが大きな変化 …
【カウンセリングをメニューに入れない理由】
2024年9月2日 アウトリーチ
私たちアウトリーチのメニューには本人向けのカウンセリングはありません。 仕事に関する相談というメニューにしていますが、 いわゆるカウンセリングはしません。 と言うと、驚かれます。 まあ、そうでしょう。 でも、やらないと決 …
【ひきこもりの原因】
2024年8月30日 アウトリーチ
私たちアウトリーチは、ひきこもりの原因を 「『自分とはなにか?』を考える機会がなかったから」 としています。 それについて説明する前に、 ひきこもりというのは、どういう人なのかを 定義していきます。 内閣府などの定義では …
【ひきこもりは働く気があるの?】
2024年8月28日 アウトリーチ
私が「今のままでもできる仕事」が社会復帰のキッカケになると伝えると よく聞かれるのが 「ひきこもりは、働く気があるの?」という質問 その答えは 「あります」です。 働きたくないと口にする人もいます。 それでも、働く気はあ …
ひきこもり支援を始めた理由
2024年8月26日 アウトリーチ
はじめに 私がなぜひきこもり支援を始めたのかとよく聞かれます。 そのお話を長くなりますが、お読みください。 【なぜひきこもり支援をしているのか】 それは 「息子のひきこもり経験を通して得た社会復帰のノウハウを見つけたから …