愛知県、名古屋、尾張の「ひきこもりから在宅ワーカーへ」アウトリーチの林です

相談会やお問合せなどご家族からのものも半数近くあります
残念ながら、ご家族からの場合、ほとんどが次のステップに進みません

それは、なぜかというと
家庭に戻ると、
私と話をしていたことへの不安が出てきて
実行することができなくなってしまうからだと思います
私への信用度が低いからということもあります

なるべく、負担のない課題を提案していますが、
それでも難しいようです

でも、中には実行してくれる方もいます
70代のお母さんでも実行してくれます

実行すると、どうなるのか・・・
課題は、息子さんから要望があるまで、「支援をしない」
親子別居で息子さんは仕事をしていません
生活費は仕送りしています
その他に、週1回 食品や日用品などを届けに行っていました
息子さんはいらないと言い、使いきれずにいるようでした

そこで、上記の課題を提案しました

最初は、そんなことをしたら死んでしまうんじゃないか・・・と
不安そうなメールが届いていました
それでも、続けてもらいました
生活費もある、息子さんは出歩けないわけではない、メールもできる状況である
そして、要望があれば届けていいので、
お母さんが追いやっているわけではないことを説明しました

自分の満足のために、息子さんに届けに行っていたこと
自己満足のためにやっているのに、息子さんに文句を言われてガックリしていること
息子さんのところに行くことが負担になっていること

この悪循環を断ち切ることができるのは
お母さん自分自身でしかないこと

お母さんは悩みながら、数ヶ月実行しました

すると、息子さんから
寒いから布団がほしいと連絡が来ました
使い古しのしかも 息子さんが嫌っていた父親が使用していたものしかないが・・・と
伝えたところ、それでいいから
とのこと
そして、届けたことに「ありがとう」というコトバが出たそうです

まだまだ、就労には時間がかかるかもしれませんが
膠着した親子関係から、一歩を踏み出せました

何年もかけて築いてきた関係ですが、
気づいて変わることで、息子さんは敏感に感じ取って
素直な気持ちを出したのです

お母さんが、頑張ったからですよね

愛情のもとの行動が、愛情と受け取られていないことも多くあります
そこを軌道修正して、ご家族の愛情がストレートに届くように
少し提案をしています

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office@outreach-npo.org

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