さて、「信じる」はなかなかクリアできないと思います。
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自分の子どもを本当の意味で信じることができていなくても、
「あなたを信じている」と伝わる言動。

それが「手出し口出ししない」という型です。

手出しをしてしまうのは、
あなたはできないと思っているから。
口出しも同じこと。
子どものとった判断が間違っているから、または
間違いを選択させたくないから。

間違いから守ろうとするのは、
なぜでしょうか?

不幸にしたくないから?
失敗させたくないから?

不幸から抜け出せないと思っているから、
失敗から立ち直れないと思っているから。
だから守ろうとして、
手出し口出しをしているんです。

それでは、いつまでたっても自立はできません。

自立するということは、
失敗も不幸と思われる環境も
引き受けられること。
自分で選択をして、その結果を引き受けること。
自分の人生を自分で作り出すこと。

その自分の中に、あなたは入っていません。
自分というのは、1人でということです。

その力を、育て引き出していくことが
親の役目です。

そこで、この型
「手出し口出ししない」
これによって、あなたは自分で選択できる人、
失敗しても自分で立ち上がれる人、そう信じていることを
伝えられます。

あなたを信じていると伝わる型です。

いい結果を得られないとしても、
どんな結果であっても
自分の力で一歩を踏み出すことを信じる。

大丈夫だと思っていれば「大丈夫?」とは聞かないですよね。
大丈夫と思っていないから「大丈夫?」と聞いているんです。

型を身につけるには、何度も何度もやる必要があります。
身につくことで、心もついていきます。
子どものことを信じるという心がついていきます。

それまで根気強く1年はやっていきましょう。