お母さん、ちょっと考えたこともない質問をしますので、頭の中で真剣に考えてみてください。 「我が子が大学の不登校・ひきこもりになっているこの問題、10点満点だとすると何点ですか?」
お母さんは何点だと感じますか?そして、部屋にいる子ども自身なら、この状況を何点だと答えるでしょうか?
もちろん、この質問に「〇点以上なら安心ですよ」なんていう正解の数字はどこにもありません。ではなぜ、わざわざこんな事を聞くのかというと、「点数をつけることで、お母さん自身の隠された『価値観』が鏡のように100%あぶり出されるから」なのです。私は、お母さんが何点と答えようが(0点でも10点でも100点でも)、どれでもいいと思っています。「あぁ、自分は今の状況をこんな風に捉えているんだな」と自覚することが、本当の意味での「受け入れる」ということの始まりなのです。
この記事の要約
- 現状の課題:大学不登校の状況に対し、親が「何がなんでも良い状態(10点満点)にしなさい」と焦り、ありのままの事実を直視できずに無理をしていること。
- 本質的な真実:問題に何点をつけるかは親の主観(価値観)であり、無理して「前向きに捉えよう(10点だと思おう)」とするエゴこそが、家庭内を不自然で息苦しくさせている。
- 解決のアプローチ:良いか悪いかのジャッジを一度完全にストップする。「自分は今、この状況を3点(あるいは8点)だと思っているんだな、あっそう」と、自分の本音をそのままフラットに自覚する。
自分の本音を直視する「あっそう」の受け入れステップ
お母さんたちは、何かが起きるとすぐに「これは良いことなのか、悪いことなのか」と白黒のジャッジをしたくなります。ですが、本当の受容(受け入れ)というのは、無理にポジティブになることではありません。以下のステップを意識してみてください。
- 🧘♂️ ステップ1:無理なポジティブ思考をやめる 「不登校にもきっと意味があるわ!だから10点満点!」と無理に思い込もうとするのをやめましょう。心の中では「最悪だ」と思っているのに、無理に綺麗ごとで上書きしようとするから、心が不協和音を起こして疲れてしまうのです。
- 🧘♂️ ステップ2:「あっそう」とフラットに自覚する 「あ、私は今、我が子の引きこもりを最悪の3点だと思っているんだな」「無理して良い母親のフリをして10点だと思おうとしていたな」と、自分の心にただ気づくだけでいいのです。そこに「ダメですよ」も「いいですね」もありません。ただ「あっそう、私はこう思ってるんだ」で終わりです。
- 🧘♂️ ステップ3:お母さん自身の点数を確定させる ちなみに、臨床の現場をたくさん見てきた私からすると、大学不登校の問題は「8点」くらいだと捉えています。人生の長い目で見れば、自立のための素晴らしい大改造(チャレンジ)のチャンスだからです。
自分自身の歪んだ価値観の点数に気づくことで、初めて脳の興奮が落ち着き、子どもに対してフラットに関わることができるようになります。
専門用語の解説:ジャッジをなくして事実を見る「マインドフル受容」
なぜ自分の点数をただ自覚することが解決に繋がるのかを解説します。
マインドフルな受容(心理的柔軟性) 起きている事実や自分の感情に対して、「良い・悪い」という価値判断(ジャッジ)を一切下さずに、ただ「今、そこにあるありのままの状態」として観察し、受け入れる心のスキルのことです。お母さんが「あっそう、私は今焦っているんだな」とジャッジをやめることで、子どもに対する不要なコントロール欲求(過干渉)が自然と消滅していきます。
解決の道標:一人で抱え込まず、専門の相談機関を頼ってください
自分の心の点数を「あっそう」とフラットに受け止めるのは、言葉で言うほど簡単ではありません。「3点だと思っている自分は、やっぱり冷たい母親なんじゃないか」と、またすぐに良い悪いのジャッジの沼にはまり込んでしまうのが普通だからです。
私たち「NPO法人社会復帰支援アウトリーチ」は、2016年の設立以来、10年以上にわたり大人のひきこもり社会復帰支援の現場で、お母さんたちの「認知の偏り」をほぐすサポートをしてきました。親の歪んだ価値観をハッキングし、事実ベースの関係へとリビルドする取り組みが評価され、コンテストでは「愛知県知事賞」を受賞しています。
お母さんの頭の中にある「〇〇でなければならない」というカチカチの点数システムを解体し、親子ともに本当にラクになる関わり方の設計図は、私たちがすべて持っています。

次のステップへの3つの案内
良い悪いのジャッジを捨て、事実ベースの穏やかな親子関係を取り戻すために、以下の3つのステップを活用してください。
- ステップ①:価値観の枠組みを破壊する『ひきこもりいきのこりゲーム』体験会
世間の「100点満点の普通ルート」を失った状態から、何点からでも人生を力強く組み立て直すための「柔軟なサバイバル脳」を鍛えるゲームです。 - ステップ②:24時間いつでも本音を吐き出せる「AI相談員ひなた」
「どうしても子供の状態を最悪の0点だと思ってしまい、不安が止まらない」「『あっそう』と受け流すための具体的な思考のコツは?」という心のモヤモヤに、24時間いつでもWEBで答える相談システムです。
👉 【24時間WEBで即答!「AI相談員ひなた」に今すぐ相談する】 - ステップ③:大学生の親向けLINE個別相談
「我が家の不登校問題、プロの視点から見ると何点?今すぐ打つべきアプローチは?」「事実をフラットに受け止めるためのレコペンの正しい活用法は?」という個別具体的な作戦会議は、直接現場の専門支援員にLINEでご相談ください。
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