「聞くのをやめたいけれど、つい聞いてしまう…」と悩む母親へ。我が子を追い詰める「心配という名のイライラ」の正体

「『今日は大学行くの?』って聞くのをやめようねという動画を見て、本当にその通りだと思いました。 聞くのをやめたいけれど……朝になると、つい口から出てしまいます。 はい、今日から絶対に辞めます😢」これは、以前私のSNS(リール動画)に届いた、あるお母さんからの切実なコメントです。

そうですよね、頭では「言っちゃダメだ」「子どもを追い詰めるだけだ」とわかっているのに、朝、起きてこない子どもの部屋のドアを見ると、どうしても「行くの?行かないの?」と聞いてしまう。 止められない自分に自己嫌悪しているお母さんは、本当にたくさんいます。 なぜ、私たちはこれほどまでに「聞くこと」をやめられないのでしょうか? 今日はその心の中のドロドロした正体を、少しきつめにお話しします。

1. 「心配」というオブラートに包まれた、親の自己防衛

お母さんはきっと、「子どもが将来困らないように心配だから聞いている」と思っていますよね。 でも、胸に手を当てて、よーく自分の心の中を覗いてみてください。 これ、本当に子どもを心配する気持ちだけでしょうか?

本当は、「このまま大学に行かなくなったらどうしよう」「私の育て方が悪かったって周りに思われるんじゃないか」「この子の将来のせいで、私の老後までめちゃくちゃになるんじゃないか」という、お母さん自身の強烈な不安を、子どもに打ち消してもらいたいだけではないですか? 子どもが「あ、今日は2限から行くよ」と言ってくれれば、その瞬間だけお母さんの不安がスーッと消える。 つまり、お母さん自身の安心のために、子どもを「不安解消の道具」として使ってしまっているのです。

2. だらだらしている姿への「八つ当たり」というパターン

もう一つのパターンは、これです。 親が一生懸命家事をしたり、働いたりしている横で、昼近くまでスマホをいじってだらだらしている我が子を見る。 その姿に対して「私はこんなに頑張っているのに、なんでこの子は!」というイライラが込み上げてくる。 そのイライラの八つ当たりとして、「ねえ、大学は?」とトゲのある言葉を投げつけてしまうのです。

お母さんから毎朝、そんな理由で「行くの?」と聞かれる子どもの地獄を想像してみてください。 ただでさえ「学校に行けない自分はダメ人間だ」と部屋の中でのたうち回るほど苦しんでいるのに、起きて一番に親の不安やイライラをぶつけられるのです。 これでは、家が「戦場」になってしまい、休まる暇がありません。 心が休まらない場所で、エネルギーが回復するわけがないのです。

3. 不安を子どもにぶつけない「お口チャック」の具体的なやり方

だからこそ、言わなくていいのです。 今日から、完全に「お口チャック」を徹底してください。 朝、子どもが起きてこなくても、部屋を覗かない。 声をかけない。 時計を見ない。 もし不安やイライラが込み上げてきたら、こう心に唱えてください。 「これは私の不安であって、子どもの問題ではない」と。

親が聞くのを完全にやめると、最初のうちは家の中に安全な空気が戻ってきます。 子どもが安心して引きこもれる(=エネルギーを充電できる)環境が整って初めて、次のステップへの光が見えてくるのです。 お母さん、自分の不安を子どもに背負わせるのは、もう終わりにしましょう。

「お口チャック」がどうしてもできない、不安が止まらないあなたへ

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