お小遣い以外にほいほいお金を買い与えるお母さん、それ我が子の首を自分で絞めてますよ

「子どもが約束を守らない」「ゲームばかりして大学に行かない」と嘆きながら、子どもに頼まれると「教科書代だから」「交通費が必要だから」ともっともらしい理由に納得して、お小遣い以外のお金をほいほい渡してしまっていませんか

厳しいことを言いますが、それ、自分でお子さんの首をぎゅーっと絞めて、ひきこもりを長引かせている原因そのものです

子どもは、お金をせびるときに正直に「遊びたいから」とは言いません。親が納得しそうな「もっともらしい言い訳」を天才的なひらめきで探して提案してきます。特に、不登校やメンタル不調を抱えている我が子を前にすると、お母さんのお財布はつい緩くなりがちです。「これを買い与えれば、機嫌が直って大学に行ってくれるんじゃないか」「元気になってくれるんじゃないか」って、淡い期待を抱いてしまうんですよね。でも、現実は真逆なのです

この記事の要約

  • 現状の課題:大学不登校で弱っている我が子の顔色を伺い、もっともらしい理由に流されて、決めたお小遣いルールを破って追加のお金を買い与えてしまうこと。
  • 本質的な真実:親がルールを簡単に破る姿を見せることは、子どもに対して「この親は顔色次第でコントロールできる、約束なんて守らなくていい」という最悪の学習を植え付けることになる。
  • 解決のアプローチ:脅したりなだめたりするのを一切やめ、お金を渡すのは「最初に決めたお小遣いだけ」という毅然としたルールをビシッと態度で示すお母さんに変わる。

子どもにおねだりされた時の「親のNG対応」3つのパターン

おねだりされた時、お母さんはこんな態度を取っていませんか?思い当たるフリがないか確認してみましょう。

  • パターン1:顔色を伺う「なだめ買い」 機嫌が良くなれば大学の話ができるかもしれない、という下心から、子どもの欲しいものを買い与えて機嫌を取ろうとする行為です。
  • パターン2:罪悪感からの「お財布ゆるゆる対応」 「学校に行かせてあげられなくて申し訳ない」という親側の罪悪感を埋めるために、子どもが要求する交通費や本代をノーチェックでホイホイ渡してしまいます。
  • パターン3:言葉だけの「ガチガチ脅しルール」 「もう次はないからね!」と口では厳しく言うものの、数日後に子どもが暗い顔をするとあっさり前言撤回してルールを破る。これでは子どもに「口だけ親だ」と見透かされます。

ガチガチに軍隊のようにルールを守らせろということではありません。大切なのは、「親は決めたルールを簡単には曲げない、本気で生きている大人なんだ」という姿勢を背中で見せることです。子どもの顔色を見て態度を変えるのを、今すぐやめましょう

専門用語の解説:間違った行動を強化してしまう「イネーブリング」

親の優しいお財布対応が、なぜ子どもの自立を阻むのかを解説します。

イネーブリング(助長行為)

本人のためを思って周囲が先回りしてお金を出したり、問題を肩代わりしたりすることが、結果として本人が「現実の厳しさ」に向き合うチャンスを奪い、引きこもり状態を裏から支えて長期化させてしまう心理的な仕組みのことです。お小遣い以外の買い与えは、引きこもりを快適にする環境を親が自ら提供していること(イネーブラー)になります。

解決の道標:一人で抱え込まず、専門の相談機関を頼ってください

「ルールをビシッと守ろうとすると、子供が暴れたり部屋に閉じこもったりするのが怖くて……」という声を本当によくお聞きします。弱っている我が子に対して毅然と境界線を引くのは、お母さん一人にとってはものすごい恐怖ですよね。

私たち「NPO法人社会復帰支援アウトリーチ」は、10年以上にわたり大人のひきこもり社会復帰支援に特化してきました。親が良かれと思ってやっている「首絞め行為」をロジカルにハッキングし、親子関係の健康な境界線を引き直すプロの支援を行っています。その実績が認められ、ビジネスプランコンテストでは「愛知県知事賞」を受賞しています

子どもにナメられない、そして子どもを本当の意味で安心させる「ブレないお母さん」に生まれ変わるための具体的な作戦は、私たちにお任せください

次のステップへの3つの案内

親のお財布のワナから抜け出し、子どもに本当の自立のルールを教えるために、以下の3つのステップを活用してください。

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