大人のひきこもり支援に関わっていると、
「これだけ関わっているのに、なぜ動かないのか」
と感じる瞬間が何度もあります。
訪問もしている。
声かけもしている。
家族とも連携している。
それでも支援が止まる。
このとき多くの支援者は、
「関わりが足りないのではないか」
「もっと踏み込むべきではないか」
と考えます。
しかし実際には、
大人のひきこもり支援が止まる原因は
“支援不足”ではなく
“刺激過多”であることが多い のです。
大人のひきこもりは、
過去の失敗・人間関係・自己否定の蓄積により、
すでに心のエネルギーが枯渇しています。
そこに
・期待
・正論
・提案
・選択肢
・将来の話
が重なると、
本人の中では「危険信号」として処理されます。
これは拒否ではありません。
防御反応です。
ひきこもりの壁ゲームでは、
この「刺激量によって壁が上下する構造」を
体験として理解できます。
支援が止まったときこそ、
「足す」のではなく
「減らす」視点が必要なのかもしれません。
この構造は、
読むだけでは現場で使えません。
ひきこもりいきのこりゲーム研修では、
支援者自身が「壁が上がる瞬間・下がる瞬間」を
体感しながら学びます。

