相談しようと思っても、
言葉が出てこないことがあります。
何から話せばいいのかわからない。
説明しようとすると、余計に混乱する。
途中で涙が出そうになる。
そういう状態で、
「話してみてください」と言われると、
それだけで負担になることもあります。
話せないからといって、
考えていないわけではありません。
むしろ、
頭の中ではずっと考えている。
考えすぎて、
言葉にできなくなっている。
決められないのも、
同じです。
決めたくないのではなく、
決めた結果が怖い。
選んだあとに、
取り返しがつかない気がする。
だから、
止まっている。
こういう状態のとき、
無理に話そうとしなくていい。
無理に決めようとしなくていい。
まず必要なのは、
言葉にしなくても関われる形です。
アウトリーチには、
話す前に関われる場があります。
答えを出さなくていい。
判断を保留したままでいい。
正しい行動を求められない。
同じ状況を、
体験として見るだけの時間です。
そこで何かが変わらなくても、
問題ありません。
変わらないまま、
「自分だけじゃなかった」と
感じる人もいます。
それだけで、
次の一歩が現実的になることもあります。
話す前に、
決める前に、
整理する前に。
関わり方には、
順番があります。
言葉が出る前の段階を、
そのまま受け取る。
そういう場も、
必要だと思っています。

