愛知県、名古屋、尾張の「ひきこもりから在宅ワーカーへ」アウトリーチの林です
先日のおしごと相談会で、またうれしいご報告をいただきました
数ヶ月に1度、お会いする70台のお母さんから
「日奈さん、息子がサバ缶とナッツがほしいって言ってきたんですよ」
とうれしそうなご報告
どういうことかというと・・・
これまで、生きててもしょうがないと言っていた息子さん
（お母さんとは別居、無職）
お母さんは長い間、食品や日用品などをせっせと、息子さんに届けていました
息子さんからは、ありがとうどころか、
いらないと言われ、それでも届けていました
そんな日々に疲れてしまった頃に、お母さんはアウトリーチに
相談にいらっしゃいました
そして、私からの提案として、
「息子さんから要望がないなら、届け物はしないようにしましょう」
というもの
最初は、不安がっていましたが
メールで説明し、続けていただきました
会う頻度も減らしていきました
すると、お母さんの心境の変化が起こりました
これまでは、義務のように通っていて
息子さんに会っても、うれしそうではありませんでしたが
先日の相談会では、とてもうれしそうに息子さんと会ったことを話してくれました
なぜなんでしょうか？
「いい母親」をしなければいけない
という呪縛にかかっていたのです
それを、半ば無理やり、「悪い母親」になっていただいたことで
世間体のためではなく、
本心から、息子さんに向き合うことができるようになったんです
ご相談に来られる方の多くは
みなさん 「いいお母さん」です
そのいいお母さんぶりっこに、疲れてしまっています
（息子さんもね）
だから、それをやめていただきます
「私も いいお母さんじゃないから、あなたもいい息子でなくていいんだよ」
それでも、あなたのことは大切
という思いが、自然にわいてきます
これは、やってみた方だけが、わかる心境です
アウトリーチでは、ご家族からのご相談も承っています
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■今後のおしごと相談会
7月21日（金）17：00～20：00 一宮市市民活動支援センター内
8月3日（金）13：30～17：30 名古屋千種区 カフェスマイル
要予約です
