SNS依存140万人より、SNSにすら入れない146万人の方が重症だ

今朝のニュースで「SNS依存が過去最多、推計140万人」なんて見出しが躍っていました。 専門家がしたり顔で「スマホの制限を」「デジタルデトックスを」なんてアドバイスをしていますが、現場から言わせれば的外れもいいところです。

なぜなら、世間が「スマホの使いすぎ」という表面的な問題で大騒ぎしている裏で、そのSNSという社会にすら依存できず、そこからもこぼれ落ちてしまった146万人以上の「ひきこもり」の存在が、完全に無視されているからです。


1. 「依存」できる場所がある人は、まだマシだ

世間は140万人のSNS依存を問題視しますが、内閣府の調査(2023年)では、ひきこもり状態にある人は全国で146万人を超えています。

この数字の逆転現象を、あなたはどう見ますか?

SNSで繋がって、歪な形であれ「いいね」やレスポンスを求め、社会と接点を持っている人たちは、まだマシなのです。本当に深刻なのは、そのデジタルな繋がりの輪にすら入れず、誰からも認識されない孤独の中に沈んでいる層です。

脳内会議(迷い): 「SNS依存は怖い。どうやって制限しようか?」 実戦(実装): 「依存先すら奪われた146万人の不在を、どう社会インフラに組み込むか?」

依存先すら奪われた146万人の方が数として多いという現実に、メディアも有識者も、そして親世代も無関心すぎるのではないでしょうか。


2. 特攻服もスマホも、根っこは同じ「承認の飢餓」

昔のヤンキーが特攻服を着て群れていたのも、今の若者がスマホに貼り付くのも、理由は一つ。 「自分の存在価値を認めてほしい」という、ただそれだけのことです。

しかも、子供のスマホ依存を嘆いている親世代だって、世間の評価や「いいね」の数に振り回されている。自分たちが用意できていない「健全に承認される社会」を、棚に上げて子供にだけ求めるのはいかがなものでしょうか。

過ぎたるは及ばざるが如し。 SNSにどっぷりなのも、全く関われないのも、結局は「健全に承認される場所がない」という同じ病巣の表れ方に過ぎません。


3. 「依存を消す」のではなく「役割」を実装せよ

「スマホを取り上げれば解決する」という発想は、設計図のない素人工事です。 依存先を奪ったところで、そこに「自分がここにいてもいい理由(役割)」がなければ、人はより深い絶望へと沈むだけです。

本当に取り組むべきは、スマホの制限ではありません。SNSという仮想空間に依存せずとも、現実の社会インフラの中で自分の居場所と役割を確保できる「設計図」を渡すことです。


結びに:146万人の「不在」を直視せよ

SNS依存140万人という数字で騒いでいるうちは、まだ平和なものです。 その裏側にある、依存する先すら奪われた146万人の沈黙に、私たちはもっと恐怖すべきです。

彼らは「依存」すらできないほど、社会の設計図から弾き飛ばされている。 その矛盾だらけの構造を放置したまま、表面的な依存対策を語るのはもう終わりにしませんか。

アウトリーチは、ハコモノの居場所も、見せかけの繋がりも提供しません。 あなたが、あなたのままで、現実の社会に「役割」として接続するための、冷徹で確かな設計図を実装し続けます。


📢 脳内会議を止め、設計図を手に取る。

依存でも断絶でもない、確かな「社会との接続」を再設計しませんか。

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