「大丈夫?」
そう聞かれて、
すぐに返事ができなかったことはありませんか。
本当は、
大丈夫かどうかわからない。
でも、
「大丈夫じゃない」と言うほどでもない気がして、
結局、言葉に詰まる。
「大丈夫」という言葉は、
とても便利です。
相手を安心させられるし、
場の空気も乱さない。
自分自身にも、
言い聞かせることができる。
だから、
つい使ってきた人も多いと思います。
でも、ときどき、
その言葉が出てこない日があります。
無理をしているわけでもない。
特別な出来事があったわけでもない。
ただ、
「大丈夫」と言い切るほどの余裕が、
今日はない。
そんな日です。
「大丈夫」と言えないと、
自分が弱くなったように感じるかもしれません。
前は言えていたのに。
もっと踏ん張れていた気がするのに。
でも、
言えなくなったからといって、
後退したわけではありません。
むしろ、
自分の状態に
少し気づけるようになった、
という見方もできます。
何でも「大丈夫」で片づけていた頃は、
自分のしんどさに
気づく余裕がなかっただけかもしれない。
今日は、
「大丈夫」と言えなくてもいい日です。
代わりに、
無理に別の言葉を探さなくてもいい。
安心させる言葉も、
前向きな言葉も、
今日は必要ありません。
問いを一つだけ置いて終わります。
今日は、「大丈夫」と言わなかった場面がありましたか。
それは、
立ち止まった証かもしれません。
言えなかったこと自体を、
責めなくていい。

